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マリ共和国大統領の写真2002年に行われた選挙で選出されたトゥーレ現大統領は、1991年のクーデターでトラオレ軍事政権を打倒した前暫定国家元首でもあり、92年にコナレ大統領への民政移管を成功させた後も、地域紛争の解決(マリ北部の治安を揺るがしていたトゥアレグ族問題については、1996年に和平式典が開催されました)に積極的に取り組むなど、国内外で高い評価を獲得しています。また2002年の選挙が民主的プロセスに基づいて実施され、コナレ前大統領政権から現政権(政体は共和制、議会は一院制)へ平和的に移行したことは、マリにおいて民主化が定着した事実を示し、政治的・社会的安定性を裏付けています。民主化という点でマリはアフリカの優等生と言えるでしょう。

大統領:1992年の憲法制定時に、大統領が国の代表であり、軍の総司令官であることが定めれました。首相を任命するのも大統領です。任期は5年で最長2期まで。国民による直接選挙によって選出されています

内 閣:大統領が議長となり閣議(総理大臣他現在27人。うち女性5人)で国会に提出する議題を決定します。閣僚の任命は首相がおこないます

国民議会:政府唯一の立法機関で、現在147人の議員で構成されています。議員は比例代表の直接選挙によって地域ごとに選ばれます。国会は年に2回定例議会があり、議員や国が提出した議題を審議し、投票によって決定します。また国会では大臣の政治行為・方針に対して審議することもできます。任期は5年です

政 党:マリは多党制ですが、人種、宗教、地域、性別による政党結成は禁止しています。その他、国会における政党以外にも地方自治体の議会における政党も存在します。

行政区:マリは8つの行政地域に区分され、各地域をそれぞれの知事が統制しています。各地域は5つから9つの地区で構成され、さらにそれらの地区には 小さな村や集落を含む地域団体が存在します。これらの地域団体との話し合いを通して、地方分権化計画が進行中で、将来的にはさらに小さな自治体レベルで役員を選出し、財務を始めさまざまな分野での決定権を与え、 中央集権的政治体制を少しずつ改善してゆく計画です

政  体 共和制
国家元首 アマドゥ・トゥマニ・トゥーレ大統領(Amadou Toumani TOURE)
議  会 国民議会(一院制)
政  府 首相 アフメド・モハメド・アグ・ハマニ(Ahmed Mohamed AG HAMANI)
外相 ラシナ・トラオレ(Lassina TRAORE)
行政区 Gao, Kayes, Kidal, Koulikoro, Mopti, Segou, Sikasso, Tombouctou の8区域
参政権 21歳から
憲法制定 1992年1月12日
独立記念日 1960年9月22日(フランスより)
外交基本方針 非同盟を基軸とし、西側・アラブ諸国とも協調関係を発展。地域機関への積極的関与。近隣諸国との友好強化ドナー国との協調、アフリカ地域紛争解決の他、中国との結びつきを重視。1995年以降、マリ兵士をリベリア、中央アフリカ等に派遣し、地域の安定化に貢献
国際組織
参加状況
ACCT, ACP, AfDB, CCC, ECA, ECOWAS, FAO, FZ, G-77, IAEA, IBRD, ICAO, ICC, ICFTU, ICRM, IDA, IDB, IFAD, IFC, IFRCS, ILO, IMF, Intelsat, Interpol, IOC, IOM, ITU, MIPONUH, MONUC, NAM, OAU, OIC, OPCW, UN, UN Security Council (temporary), UNCTAD, UNESCO, UNIDO, UPU, WADB, WAEMU, WCL, WFTU, WHO, WIPO, WMO, WToO, WTrO
 
 
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