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マリは、14世紀から17世紀に西アフリカの学問と文化の中心地として繁栄しました。豊かな造形美術の伝統を持っており、彫刻においては、力強い生命力と著しくデフォルメされた様式によって、ヨーロッパ現代美術の展開に大きな影響を与えました。

造形美術の伝承は、家庭や工房、芸術学院で行われており、様々な民族の工人集団が生業の一つとして、染織や彫刻、土器などを作っています。また、モノの制作における男女の分業も広く見られ、伝統的な造形美術は、時代の流れによって大きな影響を受けて、外国からの輸入品やテレビなどを通し外国の文化と接触し、新しい造形美術へと移り変わっています。

民衆の理髪店や焼き肉屋、酒場などの看板の絵や壁画は、独自のユーモラスな様式を示し、非常に独特な雰囲気を持っています。また、色とりどりに染色された生地やアクセサリーが豊富で、女性達の衣装は形の凝ったものが多く、原色の色使いの生地が映え大変おしゃれ上手です。首都バマコにある工芸品店街(Maison des Artisans)では、国立芸術学院(Institut National des Arts, INA)で専門の美術教育を受けた職人の手によって制作された、藍染め、泥染め、木彫り、金銀細工、民族楽器などが販売されています

 
 
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